HOME > ニュースページ > 台湾・香港 > 詳細

米中人権対話 香港でデモ

2010年05月15日

【新唐人2010年5月15日付ニュース】米中人権対話が幕を開けた5月13日、香港ではデモが行われました。中国政府に圧力をかけて「良心の囚人」を釈放するよう、アメリカ政府に訴えたのです。

 
香港の各団体を代表する十数名が正午、アメリカ領事館に向かってデモを行ったあと、声明を読み上げました。アメリカ側の代表者は陳情書を受け取ると、「彼らの訴えを中国側に伝える」と述べました。
 
駐香港・アメリカ総領事館の報道官
「当然 、ここに来て、意見表明するのを支持します」
 
香港立法会・議員 何俊仁
「全力で人権を推し進めて、経済利益を優先しないで下さい」
 
今回の人権対話は、2年ぶりに開かれました。何(ホー)議員は「過去2年、中国の人権は改善どころか悪化している」と非難し、その具体的な例も挙げました。
 
香港立法会・議員 何俊仁
「高智晟氏の失踪、鄭恩寵氏の軟禁。王永航氏は法輪功を弁護して、有罪になりました。大陸の状況は日増しに悪化しています」
 
また、「これをきっかけとして、アメリカ政府には中国に対し圧力をかけてほしい」とも述べます。
 
香港立法会・議員何俊仁
「国際社会に望むのは普遍的価値観を堅持すること。自由や人権などです。中国政府の歪曲を許してはなりません」
 
新唐人記者がお送りしました。
 

トップページへ